リハビリ 肩腱板損傷 ヒアルロン酸注射

こんにちは!かっつーです!

昨日は2回目の診察へ整形外科に行ってきました。

今回はグランパスとシーホース三河でチームドクターをしていた院長が診てくれました。

いろいろな動作をして痛みがどのように出るかを診てもらってから再度エコーで診察してもらいました。

エコーの結果鎖骨と肩の間にある腱板が炎症して痛みの原因になっているとのこと。

先生の勧めでヒアルロン酸を肩に注射してもらいました。

以下にヒアルロン酸注射についてまとめます。

🔹 ヒアルロン酸注射とは?

ヒアルロン酸は本来、関節の中に存在する潤滑成分であり、関節液の粘性や滑らかさを保っています。注射で外から補うことで、関節の動きをスムーズにし、炎症や痛みの軽減を図る治療です。


🔹 腱板損傷における使用目的

肩の腱板(回旋筋腱板)は、肩を動かす・安定させる筋肉群の腱です。ここが損傷すると以下のような症状が出ます:

  • 肩の運動時痛
  • 夜間痛
  • 肩を挙げにくい・回しにくい

この状態に対してヒアルロン酸を肩関節内に注射することで、

✅ 関節内の滑液機能を改善
✅ 炎症を和らげる
✅ 痛みを抑えてリハビリしやすくする

といった保存療法の一環になります。


🔹 ヒアルロン酸注射の特徴

項目内容
即効性軽度の損傷であれば1〜数回で効果を感じることも
回数一般に1〜2週ごとに計3〜5回程度が目安
副作用少ないが、注射部の腫れや違和感が一時的に出ることあり
治癒ではないあくまで症状緩和が目的。腱そのものの修復ではない

🔹 注意点・併用すべきこと

  • 注射だけで完治するわけではなく、**運動療法(リハビリ)**と併せて使うのが基本です
  • リハビリ内容は肩甲骨周囲筋の安定化棘上筋の滑走性の回復が主眼
  • 長期的な改善を目指すなら、姿勢改善・インナーマッスル強化が重要

🔹 こんなときは再評価を

  • 注射を数回してもまったく効果がない
  • 夜間痛が強くて眠れない
  • 肩が90度以上上がらない状態が続く

この場合、MRI検査整形外科での再評価が必要です。腱板断裂が疑われることもあります。

調べてみると肩の治療の注射には「ヒアルロン酸注射」と「ステロイド注射」があるそうです。

比較するとこんな感じ。

🔍 ヒアルロン酸 vs ステロイド注射 比較表

項目ヒアルロン酸注射ステロイド注射
主な作用潤滑性の改善、関節機能のサポート強力な抗炎症作用
効果までの時間数日~数週間(じわじわ)即効性あり(数時間~1日)
持続時間比較的短め(数日~数週間)中~長期的(数週間~数か月)
治療回数週1回を数回(3~5回程度)頻回は避ける(多くて3回/年)
副作用非常に少ない(まれに軽い腫れ)感染、腱や軟骨の変性リスクあり
筋肉・腱への影響なし繰り返すと腱が弱くなる恐れあり
適している症例軽〜中等度の炎症、関節機能低下強い痛み・炎症がある急性期
費用負担(保険適用)比較的安価(数百円)同程度だが制限あり(回数など)

💬 選び方の目安

状況おすすめの注射
肩の動きが悪く、痛みが中等度ヒアルロン酸で滑らかさを改善しつつリハビリ
夜も眠れないほどの痛みステロイドで炎症を一気に抑えるのが有効
腱板に損傷あり、かつリハビリも必要ヒアルロン酸+リハビリが長期的には安全
他の保存療法で効果が出ない一時的にステロイドで痛みを抑えて再起動

⚠️ 注意点

  • ステロイドは頻回使用厳禁:軟骨や腱の質が劣化するリスクがあります
  • ヒアルロン酸は根本治療ではない:腱板の断裂を治すものではありません
  • 両者は併用される場合もあるが、順番や時期は医師の判断が重要です

🔄 まとめ

  • ヒアルロン酸は「滑りを良くして関節の環境を整える」
  • ステロイドは「炎症を抑えて痛みを一気に取る」

あなたの状態が**「動かせるけど痛い」「慢性的な不快感がある」ならヒアルロン酸が合っているケースが多いです。
逆に
「痛みで寝れない」「とにかく今だけでも痛みを取りたい」**ならステロイド注射が効果的。

ステロイド注射はとにかく痛くて日常生活も困難な場合に使うそうです。

かっつーの場合痛みは競技の時だけなのでヒアルロン酸注射を隔週で打って毎週可動域を広げるリハビリで治療していくという感じになりました。

ヒアルロン酸注射を打った感じは肩を挙げた時のゴリゴリ感と痛みが緩和されました。

ただ痛みが消えたイコール治ったではないらしいのでその間に可動域を広げつつ正しい動きを覚えさせることが必要なようです。

同じ悩みを持つ方や過去に治療した経験がある方はコメントいただけると嬉しいです。

今日はこの辺で。

また会いましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました